マツバ2

lonely

そばにいるのに、不意にマツバさんが遠くに感じる。
「寂しい、です」
伝えると、彼は優しく抱きしめてくれる。
「大丈夫」
いつもいつも、優しく囁く。
それでもやっぱり少し遠くて。
自分からそっと顔を近づける。
「ここにいるよ」
マツバさんは、優しくキスをしてくれた。

lonely

あなたはそばにいるはずなのに。
こんなにも温かいのに。
それでもやっぱり寂しいわたしは、わがままなんだ。


今は

ねぇ、今の君は僕を見てくれてるのかな?
なんでこんなこと聞くのか?
最近の君からは笑顔が消えたじゃないか。
どこか遠くに行ってしまいそうなくらい、遠い目をしてるじゃないか。
さよならを告げられる前に、せめてもう一度だけ。
一度たけでいいから、君を抱きしめさせて。
愛してると言わせてくれないか。
だけどそれは叶わぬ願いなんだね。
君は時計を見て、こう言ったんだ。
「そろそろ帰りますね」
どうして?
今までの君は、キスをするまで帰りたくない、なんて言ってたじゃないか。

今は

もう僕の一方通行でしかないんだね。
あんなに近かったのに、君はすっかり遠くなってしまった。
明日、僕は君にさよならを告げるよ。
もう戻れない、輝いた思い出をありがとう。
僕はまだ、君を想ってるよ。


独占契約

わたしはマツバを愛している。
とても大切で、かけがえのない人。
わたし以外の女の子を見てほしくない。
ずっとわたしのそばにいてほしい。
独占、したいの。
「誘い文句にしか聞こえないよ」
誘ってる?
それでもいい。
あなたを独り占めできるなら。
「それなら僕も、ナマエを独り占めしたいな」
彼はわたしの首筋に顔を埋める。
「これは、僕のものっていう目印」
首筋に温かくて柔らかい感触がした。

独占契約

こんなことであなたを手に入れた気になるなんて、わたしは本当に幸せ者。
でもね、わたしはあなたしか感じたくないの、わかって。
あなたにはわたししか感じてほしくないの。
だからほら…独占契約、結びましょう。

タイトル提供:『Fascinating』さま


僕に懐いて

「ナマエちゃん、勝負しよう」
「すみません、今日は約束があるので」
今日もまた断られた。
いつもいつも断られてばっかり。
勝負できたのは彼女がリーグバッジを集めていた時の一回だけ。
「いつなら勝負してくれるんだい?」
「そう言われても…気が向いたらこっちから申し込みますよ。それじゃ、わたし行きますね」
その言葉、君は何回言ったか覚えてる?
僕はずっと待ってるのにな。
もうこうなったら、僕も彼女と勝負できるまで粘ろうかな。

僕に懐いて

僕なら、誰よりも君を楽しませる自信があるのにな。
逆に追いかけたくなるじゃないか。

タイトル提供:『Fascinating』さま


大好きだから

今日もいい天気だ。
こういう日はデートの一つでもしたい。
「なんですか、急に」
「とどのつまり、君とデートしたいんだ」
「だから急になんですか」
今日も彼女は僕に対して冷めている。
僕はそんな彼女が好きなわけだけれど。
「特に理由はないよ」
「…どうしてわたしなんですか」
あれ、彼女は珍しく遠慮がちだ。
こんな一面も可愛いな。
「え、理由言わなきゃいけないかな」
「言いたくないなら別にいいですけど」
「いや、言いたいから言う」

大好きだから

「え、えぇええっ…!?」
「あんなに全面に出してたのに、気づいてなかったの?」
それで、デートしてくれるかい?

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